
紅白歌合戦関連銘柄
NHK紅白歌合戦は近年、若者を含めた幅広い世代に関心を持ってもらえるよう、出演歌手や演出などが工夫されてきている。民放番組に視聴率を奪われた年もあったが、引き続き世間の関心は高い年末番組だ。個人投資家が存在感を発揮する年末年始の相場では紅白歌合戦関連銘柄が賑わう可能性があるぞ。
紅白歌合戦では、幅広いジャンルの曲が披露される。そのため、従来はあまり関心を持っていなかった曲についても知る機会がある。紅白歌合戦を通じて音楽や新曲に関心を持つ層が増えれば、音楽ビジネスを手がける企業は恩恵を受けられる。
CD販売が落ち込むなど音楽業界には逆風も吹いているが、人気アーティストのコンサートチケットの入手が難しいなど、音楽の電子化が進んでいる現在でも音楽ビジネスには一定の勢いがある。
紅白歌合戦の放送はNHKが行うが、他局でも歌番組が放送されるケースがあり、音楽への関心が高まることが期待される。また、音楽そのものだけでなく、音響機器など演出に役立つ機器を製造する企業にも関心が広がる可能性があるぞ。
紅白歌合戦が高視聴率となれば、出演歌手を目にする人が多いこととなる。結果として、紅白歌合戦に出演した歌手が登場するCMの注目度が高まる可能性がある。CMへの注目度の一時的な高まりが業績に与える効果は限定的と考えられるが、株価面ではテーマ性が意識されることで買い材料となることもあり得る。人気歌手が登場するCMを展開する企業には要注目だ。
また、第68回NHK紅白歌合戦のテーマ「夢を歌おう」や、曲名などから連想される銘柄にも個人投資家を中心とした買いが入る可能性がある。紅白歌合戦の曲目を眺めながら連想される銘柄について、投資指標や事業内容を確認してみても良いだろう。テーマ「夢を歌おう」については東京五輪目前の2019年放送の紅白歌合戦まで継続される予定であることや、大トリがかつてNHKの五輪テーマソングとなった「栄光の架橋」を歌うゆずであることから五輪関連銘柄にも物色対象が広がることも考えられるぞ。
紅白歌合戦関連銘柄は、大晦日に毎年NHK紅白歌合戦が実施されることから注目を集めている。
2016年から「夢を歌おう」というテーマが東京五輪目前の2019年まで継続して使用されることから、五輪を想起させるイベントともなりうる。知名度の高い安室奈美恵さん・桑田佳祐さんが特別企画に出演予定であることなどから視聴率の高まりにも期待できる。
また、2016年の紅白歌合戦では、演出に不可解な点があるなどの批判が少なからず見られた。NHKが前年の反省を踏まえ、2017年の紅白歌合戦をどう盛り上げていくのかにも要注目だ。
音楽への関心が高まるとともに、音響機器や最先端の映像技術へも注目しておきたい。出演歌手が登場するCMや、曲目から連想される銘柄などにもアンテナを張っておくと、物色対象が広がった際に株価急騰のチャンスがあるぞ。
そうだな、まず俺のオススメは、<7860>エイベックスだ。同社は動画配信等のビジネスを展開している。レコードビジネスが祖業であり、音楽ビジネスを手がける企業の1つとして紅白歌合戦を通じた音楽への関心増が追い風となる可能性がある。時代の流れに合わせて事業を転換できており今後の成長にも期待したい。
株ファイター期待度 ★★★★★
本命としては<4301>アミューズだろうな。同社は大手芸能プロダクションである。2017年の紅白歌合戦では特別企画にてアミューズ所属のサザンオールスターズ桑田佳祐さんが出演予定であり、視聴者の関心がサザンオールスターズに向かえばアミューズが恩恵を受けられることとなる。
株ファイター期待度 ★★★★☆
次に<4800>オリコンだ。同社は楽曲の人気ランキングを発表するなど、音楽に関するデータベースを扱うビジネスに取り組んでいる。年末には1年間のランキングが発表されることから関心の高まりに期待できる。紅白歌合戦開催による音楽への関心増で人気楽曲の検索などが増加すればオリコンの業績にも好影響だ。
株ファイター期待度 ★★★★☆
次は<8342>青森銀行だな。同社は青森県内でみちのく銀行をしのぐ金融機関である。2017年の紅白歌合戦では、紅組のトリを石川さゆりさんが務め、「津軽海峡・冬景色」を披露する予定だ。津軽は青森県の旧国名であり、現在も平野や海峡に名前が残っている。地銀は低金利状態が長期化し収益の悪化が懸念されているが、紅白歌合戦を機に青森銀行への関心が高まる可能性がある。
株ファイター期待度 ★★★★☆
中穴としては<6040>日本スキー場開発だ。同社はスキー施設運営に取り組んでいる。紅白歌合戦のテーマは東京五輪に向けたものとなっている。東京五輪は夏季五輪だが、目前には2018年の平昌冬季五輪が迫っていることから冬季五輪関連銘柄として物色対象となる可能性がある。白組のトリを務めるゆずが歌う「栄光の架橋」はアテネ五輪のNHK公式テーマソングであったことからも五輪関連銘柄への注目に期待できる。
株ファイター期待度 ★★★☆☆
次に<6752>パナソニックだ。同社は家電メーカー大手であり、テレビの製造も実施している。NHKでは4Kや8Kといった最新の映像技術の活用を進めており、紅白歌合戦をきっかけにNHKや最先端の映像技術への関心が高まれば、高価格帯製品の売上増に期待できる。
株ファイター期待度 ★★★☆☆
次は<2484>夢の街創造委員会だ。同社は出前仲介ビジネスに取り組んでいる。ジャスダック上場の小型銘柄で指標面では割高感があるが、値動きの軽さや増配傾向などから個人投資家の買いで急騰する可能性がある。企業名に「夢」が含まれることから、「夢を歌おう」をテーマとする紅白歌合戦の関連銘柄として連想されれば株価への好影響も考えられる。
株ファイター期待度 ★★★☆☆
なお、今日のオススメ銘柄はこちらのサイト
の材料をもとに参考にさせてもらっているぞ。
材料に裏付けされた銘柄や最新の注目銘柄の情報を更に詳しく知りたい奴は、そこからも是非入手してみてほしい!
今日も記事を読んでくれてありがとな!
紅白歌合戦関連銘柄 おさらい
紅白歌合戦関連銘柄 株ファイターお勧め銘柄
紅白歌合戦関連銘柄 本命
<4301>アミューズ
<4800>オリコン
<8342>青森銀行
紅白歌合戦関連銘柄 中穴
<6040>日本スキー場開発
<6752>パナソニック
<2484>夢の街創造委員会